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卒業生の声

外資に転職、経営者目線での提案に直結

外資に転職、経営者目線での提案に直結

松本 照吾さん

マサチューセッツ大学MBAプログラム第3期卒業生
(2013年4月入学)
アマゾンウェブサービスジャパン
プロフェッショナルサービス本部コンサルタント

  • 通信

-なぜMBAを目指したのですか?

私は、日系の情報セキュリティー関連サービスを提供する企業でコンサルタントとして働いていました。MBAの学位が必要な職場ではありません。ただ、コンサルタントとして、専門家の視点から技術的な課題を指摘することはもちろん、クライアントのビジネスを理解して、経営層と同じ目線で改善策を提言することが求められていると感じました。経営層と同じ目線となるには知識が必要で、その知識をMBA(経営学修士)学位を取得することで得られると考え、MBA取得を決めました。

-なぜマサチューセッツ大学MBAを選びましたか?

仕事を辞めてMBAを目指すことは考えていなかったので、仕事と両立できるよう、オンライン受講を必須条件として考えました。マサチューセッツ大学MBAにかかわらず、オンライン教育の需要が高まっていることを感じますし、このようなテクノロジーやメソッドを体験して慣れていくことも現代の社会人には必要だと思います。
また、「英語を学ぶ」のではなく「英語で学ぶ」環境を求めていたので、英語でアメリカのMBAを取得できることも重視しました。
アビタス自体を知っていたことも大きかったです。USCPA(米国公認会計士)やCISA(公認情報システム監査人)資格講座の実績を知っていたので、アビタスの「マサチューセッツ大学MBAプログラム」を安心して受講することができました。

-MBAを取得したことで、仕事などにどのような変化がありましたか?

受講の途中で現職に転職しましたが、世界有数のイノベーションを起こしている現場で働く中では、マーケティングやイノベーション、リーダーシップの講義で学んだことは大いに役立ちました。実際にケーススタディでたびたび取り上げられましたし、会社の戦略や施策について、理解が深まったと実感しています。

私の仕事は情報セキュリティーのコンサルティングで、主にクラウドサービスの導入を担当しています。ITサービスの導入を検討している企業の経営者はただ技術的な話だけを求めているわけではありません。技術を前提として、企業統治(ガバナンス)の視点を踏まえた提案を求めています。経営的な視点を踏まえてさまざまなプレゼンができるようになったのは、MBAでの学びがあったからです。 日本の同期生も優秀な人材が幅広い業界から集まっていました。基礎課程は新宿での講義に通学しました。仲間もでき、会計士の同期生が勉強会を開いてくれたこともありました。仲間の存在に支えられて無事卒業でき、素晴らしい出会いに感謝しています。

上級課程では海外の学生とチームを組み、掲示板上でコメントをやりとりする機会がありました。価値観の違いを感じることもありましたが、国籍に関わらず皆さん個性が出ていました。早めに取り組む人、まとめるのがうまい人、必ず最後にサブミットする人、などなど。結局は同じ人間です。個性を生かしてチームをまとめる経験はとても学ぶことが多かったです。

-MBA学習を仕事やプライベートと、どう両立させましたか?

基礎課程では、アビタスが作成した「日本語サポートテキスト」で大意をつかんでから英語のテキストを読むようにしました。英語がそれほど得意ではなかった私にとって、日本語でポイントを抑えられることは大変効率的でした。
また、上級課程に在籍していた2014年の夏に、3カ月休職してボストンの語学学校に留学しました。自分の英語力で、本当に自信を持ってアメリカのMBAを取得したといえるように、自分を追い込んでみました。アメリカで語学学校の授業を終えて帰宅してからMBAの勉強をする、という英語漬けの毎日でした。

余談ですが、オンラインで課題の締め切りがアメリカ時間に設定されている場合、時差の関係で日本では月曜のお昼まで頑張れる、ということも経験しました。半分冗談交じりですが、オンラインの掲示板のやりとりを咀嚼する時間が多めにとれる、というのは、通学よりもかえってオンラインで良かったも思っています。じっくり考えることで理解が深まりました。

-これからマサチューセッツ大学MBAを目指す方へのメッセージをお願いします。

ボストンに滞在していたときに、マサチューセッツ大学の先生に会いに行きました。自分の専門に近い方だったので、論文をいただいたり、講義の話をしたりしたのはよい思い出です。
MBAでの学びは、世界中のビジネスパーソンとの共通言語を身に付けることだと思います。さまざまなバックグラウンドの同期生やアメリカの学生と学ぶことも貴重です。学位を取得するまでには相応の苦労がありますが、価値ある時間を過ごすことで人間的にも、ビジネススキル的にも、大きく幅を広げられます。ぜひ挑戦してください。